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マダガスカル
「王霊・精霊祭祀の社」
の宗教人類学的研究
マダガスカルの聖地「ドゥアニ」(王霊・精霊祭祀の社)について探求する
研究テーマ
【主要研究テーマ(博士論文)】
「マダガスカルにおけるドゥアニ(王霊・精霊祭祀の社)信仰の生成と発展」
【博士予備論文テーマ】
「マダガスカル・イメリナ地方における聖地の生成と発展―王霊・精霊祭祀の社ドゥアニとその番人ピアンジュの役割に注目して―」
【日本学術振興会・特別研究員(DC1)テーマ】
「マダガスカル「精霊祭祀の社」をめぐる呪術宗教実践―生成・拡散する祖先慣習と憑依霊」
マダガスカル共和国における伝統宗教は、一般に「フンバンドラザナ」(祖先の道、祖先の慣習)と呼ばれている。このフンバンドラザナの伝統を基にしながらも、近年新たな発展を遂げているのが、中央高原地帯における「ドゥアニ」(王霊・精霊祭祀の社)を中心とした呪術・宗教実践である。このドゥアニ信仰は、「チュンバ」(憑依儀礼)を重要な媒介としながら、民族や国境を超えて、西インド洋の島々(レユニオン、モーリシャス、コモロ、マヨット、セーシェル)に広がっている。マダガスカルの有名ドゥアニには、国内外から巡礼者が押し寄せる。本研究をとおして、現在進行形で生成・発展を続けるこのダイナミックな宗教実践の解明を目指す。
連絡先
E-mail:ebata.mareyuki.88n(あっとまーく)kyoto-u.jp
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